CONNECTED STYLE

アースデイ 「いのちの森」からワールドシフトへ

昨日はアースデイの一環として明治神宮で行われたイベント「いのちの森」にいってきました。

会場は明治神宮の奥にあるとっても気持ちいい場所、芝生広場がアースデイに開放されたのはここ何年もなかったこと。
エコがビジネスとして成立するようになってアースデイが毎年半端じゃない大盛況になってきたのはいいことなんだけど、もう一度その根幹にある地球に対する感謝の気持ちを神宮の森に捧げようという主旨で開催されたのが「いのちの森」
写真は岡野弘樹さんの生演奏と伊藤清泉さんのライブペインティングが行われた後の光景。

ライブステージの最終曲では集まった人が全員で輪になって手をつなぎました。
100人くらいの輪だったと思うけど、みんなで手をつないで音楽に身を委ねていると遠くから波が来るようにリズムがうねりとなって伝わってくるんです。
その波はどっしりしと大きくてあったかい弾みとなってやってきてジーンと来る安心感がありました。

ちなみにこのイベントを企画運営したのは、ワールドシフトネットワークというスタートしたばかりのNPO。今日のアースデイの基礎を築いてきた人達が参加しています。
クリックしてみると何かが始まる予感の素敵な音楽が聞こえてきます。

ワールドシフトという言葉は、映画「ガイアシンフォニー第5番」に出演した科学者アーヴィン・ラズロ博士が提唱しているもので、これから先に世の中に起こるであろう、広範囲にわたる価値観の変化をさすものです。
下の画像をクリックするとラズロ博士がピュアなまなざしで簡単にワールドシフトについて語った映像が見れます。

アーヴィン・ラズロ博士　～ワールドシフトとは何か～ from DP lab on Vimeo.

多くの人々のエコロジーの意識がアースデイを活性化させ、その意識の先端は今、原点を確認した上でさらにその先にある世界レベルでの意識のシフトへと向っているようです。

STONEDANCE パワーストーンアクセサリーの魅力

今週は世界的に有名な石のマーケットがあるインドのジャイプールで毎年えりすぐりのエナジーストーンを使ってハンドメイドのアクセサリーを制作しているSTONEDANCEの新作をご紹介します。
STONEDANCEは日本人のマミさんとイスラエル人のオレンさんの二人のユニット。
日本とインドでほぼ半年ずつすごしながらこつこつとス背サリー作りに磨きをかけている無類の石好きの方々です。
STONEDANCEのアクセサリーの魅力は素材としての石そのものだと思いますが、マミさんのお話によると、石選びのポイントは3つあるそうです。
1.ヨーロッパなどで古くから愛好されている宝石的な価値、
2.石の持つエネルギーそのものを感じて選ぶヒーリングパワー、
3.アンモナイトや隕石など希少価値のある鉱物としての魅力という意味で鉱物的な価値
STONEDANCEはこの3つの価値観の間を遊び心をもってゆらぎながらアクセサリーとして楽しめるモノづくりをしているのだそうです。
今回の新作の解説テキストはマミさん自身に書いていただいたテキストを引用していますので、ご興味のある方は画像をクリックして商品ページへとお進みください。                   

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

ローズクオーツ	マラカイト	チャロライト
水晶+トルコ石+ピンクトルマリン	レッドムーンストーン+ジャスパー	ホワイトムーンストーン+ブラックムーンストーン+テキタイト
レオパルドジャスパー	オーシャンジャスパー+ムーンストーン	オーシャンジャスパー
レインボームーンストーン	ブラックスタールビー	<アメジスト

自然のリズム、13の月の新年にあたって

今週は、25日金曜日が時間をはずした日、26日土曜日からはいよいよ13の月の暦でいうところの新年が始まります。                      

今年はなにやらすごい名前じゃないですか、青い電気の嵐。。

コネクテッドでも下のセレクトディスウイーク欄にあるように手帳、暦タテ、暦ヨコと毎年の定番品を入荷しました。
この暦にはいろいろなキーワードが埋め込まれていますが、割とゆるい気持ちでなんとなくそばにおいておいて、時々眺めているとふとした弾みでその時自分にピンとくる切り口から窓が開いてくるツールなのではないかと思います。
自分自身もこの暦を長年使ってきてはいますが、友人とこの暦に関して話すとそれぞれの解釈のアングルが全然違っていて、全く知らなかったことを教わったりもするスルメのような味わいのあるアイテムです。

先週多摩川のサイクリングロードを自転車で走りながら、この暦のことを思ったときに「TIME IS ART」というキーワードが浮かんできました。
もしかしたら毎年自分はこの言葉が好きでピックアップしてるのかもしれません（笑）。

「時のめぐりこそは芸術なり」
この暦では時間の進行を縦一直線ではなくらせんで捉えているので、物事を「あの時○○だったから××だ。」と決め付けなくていい。
だから自分にも世の中に起きることにも優しくおおらかでいられる。
そんなことを感じます。

ところでこの年の変わり目をまたいで行われている、自然のリズムにチューニングするためのイベントをひとつご紹介します。

イマジナリーサウンドシアター　音の旅
会場 ： 恵比寿ガーデンプレイスセンター広場　　スターライトシネマPLUS2008会場　　　無料
日時 ： 2008年7月19日～8月10日（土曜、日曜、祝日計9日）　午後３：５０　４：２０　４：５０　

昨年9月46歳の若さでなくなった自然音収録の天才アーティスト、中田悟氏による自然の音と井上和彦氏のナビゲートがTaguchi立体音響ハイクオリティーサウンドシステムで再現される10分間のサウンドストーリーです。
週末だけの開催であと6日ありますので恵比寿にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
来場が難しい方も中田さんのサイトでは超気持ちいい自然音のCDがたくさん発表されていて、試聴もできるのでぜひチェックしてみてください。
中田さんとは、18年ほど前セントギガという放送局で仕事をしていた同僚だったのですが、当時から自然音一筋で、自然音と一体化できてそれを聞いた人が共感できるようにメディアで表現できるオンリーワンなアーティストでした。
波やせせらぎの音を聞きながら手を振って「この波は何拍子、、」とかつぶやきながら音楽を聴くように一体化してた人だったのです（笑）。
10何年の歳月を経て音で再開した中田ワールドは、ここまで自然界の神秘というものを音で表現できるのか、とただただ驚嘆させられる奇跡の時空間でした。
まさに「TIME IS ART」なモーメントだったのです。

13の月の暦をはじめとして、アンビエントミュージック、レイブや祭りなどの野外イベント、エコロジー、そして最近は自転車とコネクテッドでは気分次第にいろいろなライフスタイルの片鱗を提案してきていますが、全ては皆様と自然のリズムを共感したいということでその時々で出会ってきた切り口だったのかもしれません。

今、ここでこのひと時をともにして下さっている全ての皆様にあらためて感謝します。

全国展開したBike To Workに参加!!

本日5月15日は、Bike To Workなるイベントに参加してきました。

Bike To WorkはBEJことBicycle Ecology JapanというNPOが主催しているもので、2012年までに日本での自転車通勤者が約10％から35％（世界最大数）に引き上げようという趣旨で行われている定期的なイベント。
内容はというと、自転車通勤の人を応援する目的で自転車の安全点検を行ったり、飲み物やスナックなどを配布したり、自転車通勤に関するアンケートを行ったりするものです。
そして本日はこのBike To Workがいままで東京のみで行われてきたものが、東京以外にも6都市が加わって全国展開へと発展したという記念すべき日ということで、レギュラースタッフを務めているnari/furiの皆さんのお誘いを受けて参加してきたというわけです。

このBike To Work、第一回の模様がYouTubeにも上がっています。
参加は全員ボランティアで、東京原宿チームは朝8時に原宿NORTHFACE前に集合。
BEJの中でリーダーシップを発揮していらっしゃるのは千葉の自転車ライフSHOPディーポの皆さん、そしてディーポのお客さんの皆さん方(!)、NORTHEFACEのスタッフの皆さんも総出でお店の前にエナジーステーションなるテントを設置しました。



こんなドリンクがサービスされていました。BEJとして協賛をとって活動しているという本腰ぶりがうかがえます。他にアースデイマネーも無料で配られていました。

◎朝の時間に走る歩行者とクルマの割合をカウンターで数える試みもされていました。この統計を取っていって自転車の通行量が今後どう変化していくのかを調べていくそうです。


こんな感じで熱心にアンケートに答えてくださる方も次々にいらっしゃいました。
我々はというと、いきなり自転車に乗った人がこのテントに立ち止まる確率は低いので、ラフォーレ前の交差点で自転車に乗った方々にフライヤーを配布してイベントの説明をしに行きました。
いきなり声をかけるわけですが、これが結構皆さんお話を聞いてくださるものでした。また、既にこのイベントを知っているという人も何割かいたのでびっくりしました。

それにしてもやはりあらためて朝の東京の交差点を見回してみると自転車に乗った人が多いのを実感しました。ピスト、メッセンジャー、ブランド物自転車、ママチャリなどなどありとあらゆる人がいろんな自転車に乗ってこの交差点を行き交っていました。
このイベントが続く事と並行して自転車に乗る人の割合がどんどん増えていくと街はほんの少しでもスローになっていくのだろうなと想像するだけでも楽しくなれました。

ということでBike To Work、とってもすがすがしいバイブレーションに満ちていて参加してとても楽しかったです。
これからもまだまだ続いていくと思うので、もし興味が湧いた方がいらっしゃったら是非次回はご一緒に参加しましょう。

FREE TIBET 愛と自由の歌を歌おう！

今週は素敵なアースデイのバイブを受けてそのままゴールデンウイークに突入という事で、このピースなエネルギーがもっと大きく広がるといいなと期待を込めつつ、FREE TIBETのことなども含めて日記的にちょこまか書かせていただきたいと思います。

先週末はアースデイということで各地でアースデイイベントが行われ、私は東京の代々木公園にちょっとだけお店を抜けていってきました。
日曜で、荒れていた天気もようやく回復傾向という事で移動するだけで大変になる位の大変な人出でしたが、人込みの中でもいるだけでほっとする空気が感じられて、人が多ければ多いほど地球のことを思っている人と一緒にいられるんだと、ゼーゼーいいながらうれしくなっちゃいました。
屋久島のCDでもおなじみの谷崎テトラさんが早速ブログに書いていますのでこちらも御覧ください。

最近押入れのCDを整理していたらスティングの古いベスト盤がでてきてその中であらためて名曲と感動した曲が一曲あります。
1985年のソロ初ヒット曲「セット・ゼム・フリー - If You Love Somebody Set Them Free」
80年代ど真ん中の絢爛豪華なサウンドとメロディーのバランスがすばらしいの曲だと思いますが、口ずさんでいるうちにリフレインの「If You Love Somebody Set Them Free」というフレーズが後に残ってとても個人的な気づきを感じちゃったのです。
「あ、愛を感じてその気持ちを人の自由につなげられたら素敵だな。」みたいな（笑）。

そしてFREE TIBET。
もうあの事件がおきてから一ヶ月以上が過ぎていますが、日本では明日25日に聖火が到着して胡錦濤首相が5月に来日という事でこれからよりいっそうリアルに向き合うことになると思うので、必要な情報について周りで動いている人に教えていただいたり自分でも少し調べてみました。
mixiなどをみると自分の名前の後に@FREE TIBETとつけている人や日記で署名サイトを紹介している人など既に多くの人達が動いていて、迫害されているチベットの人達のために何かしたいという熱い思いが伝わってくるのです。

まずはいろんな情報が飛び交っているので、一般メディアにはなかなか立ち上らない情報をキャッチするのには例えばこんなサイトがあります。
大事なポイントは問題が一般の中国の人々にあるのではなくて、あくまで中国政府や今回の騒動に加担することで得をする勢力にあるということだと思います。
でないと逆にそういう勢力の思うツボになってしまいます。
大紀元時報　
田中　宇氏「北京五輪チベット騒動の深層」

また、署名などアクションを起こしたい場合は以下のサイトに身近なところでは多くの人が署名しており、信頼がおけると思います。上のサイトでは署名した人のコメントなども読むことができてリアルです。
http://www.tibetsupport.net/?page_id=10
http://www.avaaz.org/jp/

またこのサイトではデモとかイベントなどそのほかのアクションについても総合的に情報をまとめています。
チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン

ということで皆々様、それぞれの立場があると思いますので無理のないところでちょっとだけでもこの世界が住みやすくなるように動いてみるときっといいことがあると思います。

渚に新ステージ<地球 EARTH>誕生

今週は週末12日（土）13日（日）に恒例の野外音楽イベント渚音楽祭が開催されます。
今春の渚音楽祭は様々な方面で環境への配慮を徹底させ、よりコンシャスなフェスティバル開催に向けての挑戦が始まります。
その一つが新しいステージ＜地球　EARTH＞の誕生です。
このステージに企画制作とMCで関わっている丹羽順子さんに詳しいことをお聞きしました。

                   

◎＜地球　EARTH＞ステージについていろいろと教えてください。これは大まかにいうとどんなエリアになるのですか。

丹羽：＜地球＞では、環境に配慮したコンシャスなフェスの楽しみ方やライフスタイルを加速させていくため、趣向をこらしたしかけを用意して、みなさんをお待ちしています。
特に来夏、開催予定の「奄美大島皆既日食音楽祭」に向けて、自然と調和したフェスティバルをみなさんと作って行けるよう、仲間を作ったり、アイデアを共有したりできる場にしたいと思っていますので、是非足を運んで下さい。

◎なるほど日食もキーワードのひとつですか。だからコネクテッドに「日食ハンターズガイド」という本を紹介してくださった、日食通のSMILETRANSのJIJICOさんもナビゲーターに名を連ねているわけなのですね。音的にはどんな音楽が楽しめるのですか。

丹羽：ライブでは、奄美大島のミュージシャンの方たち５０人ほどが集まり、島唄を披露して下さったり、輪になって踊る伝統的なダンスを見せて下さいます。
渚の中でもワールドミュージックを扱うサイトは今までなかったので、まさに＜地球＞ステージでは、地球上の至る所の音楽を楽しめ、「地球は一つ」ということに思いをはせるようなステージにしていきたいという思いがあります。

◎ライブ以外の要素もありそうですね。

丹羽：ライブ以外にトーク、展示、ワークショップなどがあります。
トークでは、地球に暮らすピースな知恵を様々な角度から伝えている田中優さんをお迎えして、「音楽フェスとエコロジー」というタイトルで語って頂きます。
また皆既日食パーティーのオーガナイザーが一堂に介してトークしたり、皆既日食のネット中継をしている技術者の方にもお越しいただきます。また各ステージでプレイしたアーティストのエコトークも聞けますよ。                                   

◎ふむふむ、それでそれで。。。
                   
丹羽：あとワークショップは、日本の間伐材（通常では捨てられてしまっていた端材）を利用したマイ箸ワークショップ（300円で、オリジナル箸が作れる人気のワークショップです）や、太陽光を自分で発電する仕組みを習うワークショップも開催されます。
さらに展示としては、音楽フェスティバルでのエコな取り組みの紹介、皆既日食の素晴らしさが体験できるブースなど。
                   
★EARTH DOME                

                                                                                                                                                                                                             

日本科学未来館	野外音楽フェスのエコ活動紹介 ECORANGER写真展
think  the earth	渚ECOBAG販売

                                    

また物販は、洋服や渚オリジナルマイバックなどコンシャスな雑貨の販売。それに加えて、心と体に優しいオーガニックフード提供など、様々な試みが展開されます。

★EARTH BOOTH

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

	ヘンプやオーガニックコットンでの服作りを続けているリネーチャー。今回は兄弟ブランド、 レアラニの新しいラインもお目見えするかも！
	このサイトに行けば、世界 各国で始まっている新しい未来のデザインの仕方が分かっちゃう！もう、本当にワクワクしますよ。
	パーティーシーン では欠かせない、あのヒカリのグリーンラインが登場！お洒落好きには見逃せない素敵なお洋服の数々です。
	オーガニックコットンと ナチュラルダイの全く新しいポップなベビー服。手作りワークショップも 開催中。
	自然エネルギーの 普及を目指して、各地で太陽光発電講座を開催し、大好評のプロジェクト。 渚バージョンでは何が飛び出すか？
マイ箸ワークショップ	フジロックなどにも出店し、大好評のワークショップ。 日本の間伐材を削って自分だけのオリジナル箸を作る事で、森としっか り向き合うことができるんです。
赤い月	キャンドルをつくろうワークショップ開催。

                                                                       

そしてみなさんのエコな想いを聞き回っている「エコレンジャー」に声をかけられたら、是非あなたの想いを表現して頂けたらと思います。（今までの写真はこちらをご覧下さい。地球ステージで展示も行なっています）

◎読者の皆様にメッセージがあればお願いします。

丹羽：内容は盛りだくさんですが、初の試みだけにまだまだ見せ方など至らないことも多いかと思います。 
でもこれは最初の一歩に過ぎません！ 
ビッグネームがプレイする大ステージのようにお客さんが集まってくれるステージではないかと思いますが、未来の暮らし方／フェスの楽しみ方に向けて、スタッフ一同心を込めて制作していますので、どうぞ渚では地球ステージに来て、盛り上げて下さいね！お待ちしております。                      

楽園の夏 Le'a Laniのサウンド＆スタイル発表

今週は関東地方では週末あたりはお花見で盛り上がりそうな予感ですね。恵比寿界隈だと目黒川周辺はもうすでに相当にぎわっています。
そんな春開花ムード満点のこの頃、RENATUREのレディスラインであるLe'a Laniから一足先の楽園の夏を感じさせる新作が発表されました。
商品の入荷は4月以降になるのですが、RENATUREのTK86さんからオリジナルミュージックもご提供いただきましたので、まずはそのスタイルを音とスライドショーで御覧にいれます。

             

              これは沖縄で撮影された作品集です。

              心が疲れたときに見るとほっとします。

              Le'a Lani（レアラニ）はハワイ語で楽園という意味。

              それは楽園の生活を感じさせるオーガニックなスタイリング。

              SimpleだけどちょっとSexyな楽園着の世界をお楽しみください。

              画像をクリックすると御覧頂けます。

             

                         

              なお、このスタイリング集が一冊のブックレットになりました。
              A5版のフルカラー16ページです。
             
              数に限りがありますが、ご希望の方にはRENATUREさんが無料でプレゼントしてくださるそうです。
              A5が入る大きさの返信用封筒に 住所氏名をお書きいただき120円切手を添付の上 下記までご郵送ください。
             
              〒１５０－００２２ 渋谷区恵比寿南３－９－２９
              有限会社リネーチャー　レアラニブックレット係まで。

屋久島～私の中の水とつながる

今週はファッション情報を離れて「屋久島～わたしの中の水とつながる～」というCDを発売したVOID OV VOIDの谷崎テトラさんのインタビューをお送りします。
テトラさんはミュージシャンとてさまざまなユニットを組んでライブやCD などの活動を行ったり、構成作家としてテレビラジオなどでサステナブルなライフスタイルを送るための提案を精力的にされています。私にとっても常にテトラさんのブログをチェックしてより地球に優しい生活を送るための情報を更新している、ご意見番的お方です。
今回のCDは屋久島で収録されたほぼ自然音のみの構成で、自然音ものの常識をリセットされる心地よい聞き心地でいつの間にか浄化された気分になってしまう不思議な作品です。
ということで入荷記念に制作の舞台裏のお話をお聞きしました。

           ◎屋久島に行くことになったきっかけは。

TETRA：TOKYO FMの環境の特番をつくることになって、「木を植える」というテーマの下に深い森の中でフィールドレコーディングした番組にしようということにとなったんです。
番組自体は坂本龍一さんと中沢新一さんと「木を植えましょう―Sustainability & spirituality」という本を書かれ、25年間自給自足の生活をしている森の哲学者・正木高志さん、みずからアースウオーカーを名乗り実際に木を飢える生き方を発信している中溪宏一さんが出演しました。中でも坂本さんが、とにかく水の島なのでぜひそこにいって水の循環を体験してみたらいいよ、ということをいってくださったので番組班は屋久島に取材に向かうことになったわけです。
屋久島は一ヶ月に35日雨が降るといわれるくらいに雨が多い場所で、島のどこにいても耳を澄ますと水音が聞こえるということで水をめぐるサウンドスケープを録ってみたいというのがこの取材の一番の目的でした。
番組は、最初渋谷の街にただずんでいるシーンから始まり、足元のコンクリートをはがすとそこには土があり、それは縄文時代の大地へもつながっている～という具合にアースダイバーしていくといつの間にか、屋久島の自然の音に囲まれたシーンへと変わっていくという展開で、ほとんど音楽をかけずに屋久島の自然音と語りだけで構成していき、最後に一箇所だけテーマ曲のようにアクロス・ザ・ユニヴァースがかかるという内容になりました。

◎ラジオとしては画期的な企画ですね。

TETRA：はい、その取材を通して僕にとっては初めて行った屋久島に深い感動があって、録った音源を別の形でリリースしたいという事で形になったのが今回のCDというわけです。             

             ◎ 今回の作品で工夫を凝らしたポイントはどんな点ですか。

TETRA：普通自然音のCDって定点観測、どこか一箇所でずっと録っているというものが多いのだけど、今回はそういうものとは違う深いチルアウトな体験を出したいと思い、いろんなところで録った水の音をミックスしていって、いろんなシーンが少しづつ変わっていくような流れにしました。
朝、日の出前に森の中に入っていって水音を録ったりしてるんだけど、日がさしてくる頃になると鳥が鳴き始めたりとか、水場から離れて見晴らしのいいところにいったりとかといった具合に変化していく。。。

◎  音自体の気持ちよさがありますよね。

TETRA：一つ一つの音に微細なエレクトロニカ風味というか、イコライジングとかすかなサウンドエフェクトをかけています。

◎  そうですよね。きいててかすかなリバーブ感みたいなものがあって心地いいなと思いました。

TETRA：そう、例えばポチャーンというしずくの落ちる音をオンマイクでとって深いリバーブをかけて実際のサウンドスケープにかぶせたりとか、、               いろんな音のオブジェクトがマルチミックスされている。それにカリンバの音、シンセの倍音とか鈴の音とかのアナログ音をあくまでにサウンドスケープ的にかすかにかぶせたりもしてアンビエントミックスワールドになっているんです。

◎  だから音が自然に立体的に感じるんですね。じゃアルバム全体隠し味がいっぱいなわけですね。

TETRA：そう、なのでVOID OV VOIDの初のリミックスアルバムということになっています。
あと、CDで42分のサウンドスケープをフルサイズでというのが僕達の一番きいてほしいスタイルなのだけど、それ以外に               10分くらいの3種類のミックスをiTunes Music Storeでダウンロード販売して聞けるようにしています。それはiTunes Music Storeでしか聞けない。                 でもiTunes Music StoreではCDサイズの42分のダウンロードはできないからCDはCDでしかきけないバージョンというふうに分けています。
あ、そうそう、ちなみにこのCDは実店舗ということでは今のところコネクテッドでしか販売していません。

◎光栄かつ責任重大です(笑）。                                     

                                              

◎タイトルも何か意味ありげですが、、、

                  テトラ：はい、タイトルには「私の中の水とつながる」とあります。
                  ちょうど僕達が屋久島に音を録りにいったのと同じ時期に写真家の嵯山ゆりさんも屋久島に写真を撮りに行っていたんですよ。全然お互いそうとは知らなかったんだけど、一日かぶる日があったくらい同じ時期で。

                  ◎テトラさんと嵯山さんは旧知の仲で、以前に「トランプの秘密」という本を紹介してくださった時にも、雑誌の取材で一緒にセドナに行かれたといってましたが、再びシンクロしたんですね。

                  テトラ：そう。それで嵯山さんがその時の写真を使って写真展をやりたいということになって、それが「私の中の水とつながる」だった。
                  屋久島は水の島といわれ、人間の体も3分の2が水ということで、自分の中の水と屋久島の水が体の中でつながるというのが嵯山さんのコンセプト。そこでその写真展の会場音楽としてこのとき録った屋久島の音源を使い、逆に嵯山さんの写真を僕達のCDのジャケ写として使わせてもらえることになったんです。
                  屋久島の写真というと縄文杉とかになると思うんだけど、嵯山さんの写真は葉先の一滴一滴の水滴とかに接写していくようなものでとっても美しいものです。
                  僕らも一滴一滴のしずくの音を録音していったのですごくいいコラボレーションができたなあと思ってます。                                   

ということでこちらにて「屋久島～わたしの中の水とつながる～」絶賛発売中であります。

今年もよろしくおねがいします

お正月休みが明けてもなおかつ今週末も連休ということで、まだまだハッピーホリデイな気分が続いている方も多いと思いますどんな年越しをされましたでしょうか。

                                                                                  

私はシャペルからオフィシャルTシャツがでているジョン・レノンの映画「PEACE BED」を大晦日にやっとこさ見ることができました。ジョン・レノンは、自分が小遣いでレコードを買って聞き始めた70年代後半にはもうおおむね活動を休止していて、ほとんどは追体験で知り得たヒーローでしたが、いつのまにか自分のほうが年をとってしまって時代の経過をすごく感じた分、また違った角度で彼の姿や発言、作品に接することができてあらためてその生き様になけました。
この映画で描かれているアメリカは、二クソン政権下でベトナム戦争がどんどん泥沼化していく時代で、今の日本に住む我々にとってはリアリティがなさ過ぎるくらいかもしれません。
そしてこの映画はそんな状況と対決するかのように生き方を模索した人の社会派的ドキュメンタリーとして描かれているので、純粋に彼の音楽にどっぷり浸りたい場合は映画としては「イマジン」のほうがベターでしょう。
でも逆に今という時代にこの映画が浮かび上がらせているのは彼の音楽の波動の高さだと感じました。この映画で出てくる曲はほとんどがピースをテーマにした曲ばかりです。
インタビューで彼はビートルズ時代のポップスターだった頃の自分と比較して｢僕は成長したんだ。」と自信とユーモアを感じさせる態度で語っていますが、2012年までもあと数年にまできた今の我々の意識で彼の曲を聴くとそれは今という時代さえ超えた成長だったのかもしれない。。
そんな感動を味わえる映画です。

家に帰って年越しそばを食べながらNHKでベートーベンの第九をきいて感動。ようやくこの曲のうったえるところの歓びが身にしみてきた気がしました。なんだかジョン・レノンとベートーベンが同じくらいの波長で頭に響いてきました。
そんなこんなで12時を回って近所の神社に初詣に行ったので、お参りする直前までやれ商売繁盛だとか、自分の身のことなど我欲の固まりだったのが、いざ鈴を鳴らしたらやっぱり「世界が平和でありますように」と祈ってしまいました。                    

                                                        

元旦には、実家の福井に向かったのですが天候の違いにびっくりしました。
2～3日前からから雪が降り続いていたということで近所では屋根の雪下ろしをする家も出るくらいで、青空はほんのわずかであたりは一面銀世界でした。

そして東京に戻って初売りを迎えた後今度はもうひとつの実家である神奈川県の平塚の海に行きました

       

天気がよかったせいもあってぽかぽかでまるで南国。思わず裸足になって波打ち際を散歩しちゃいました。

思えば雪も海の水も同じ水。
気候は全然違ったけど自分にとっては水に癒されたお正月になりました。

今年は心を水のように透明にして共感、共鳴できたものを素直な気持ちで発信させていただこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします。 。。                                

xChangeご報告

昨日12月19日は無事大成功のうちにxChangeを開催することができました。 

ほんとにみなさん洋服を持ってきてくださるのだろうかと内心ドキドキしていたのですが、朝一番からヨガジャヤのティーチャーの方が持込をして下さったりとかして早速エクスチェンジが始まり、夜7時過ぎのパーティ開始の頃には ラックもかなりモリモリになりました。

持ち込んでいただいた服には一着ずつ持ち主からメッセージを書いていただいて貼って陳列しました。メッセージを書くとその服を手放すんだという実感がわいてちょっと切ない感じです。

                                   

年末でなかなか人と会える機会も少なくなってきているので忘年会的ムードもあったのですが、皆さんお友達と歓談した後はエクスチェンジタイムに突入してかなり真剣に選ばれていました。

                                                                                                                                   

一人複数枚持っていかれても大丈夫とご説明すると驚かれる方も多くいました。 でも貰い手のつくほうが服は喜ぶのでもっていった頂いたほうがいいのです。

ＤＪはヨガジャヤのディレクターでもあり、xChangeの発起人でもあるPatrickとグローバルチレッジのHIYOSHIさんが素敵なをアンビエントグルーブをプレイしてくれました。                    エコレンジャー展も好評でこの日も多くの方が地球へのメッセージを書いて参加しました。

                                                                                 

終わってみると大盛況で、山ほどあってなくなるかどうか心配したくらいの服がほとんどなくなりました。
そしてたくさんの方にお礼の言葉を頂きました。でも私がたくさん服を差し上げたわけでもなく、楽しかったのは集まった皆さんがいいものを持ち寄っていい想いをxChangeしたからなので、すごく参加型のパーティなんだなと自分でやっていながらやっと実感できました。
そして来て下さった方たちと服を大切にすると気持ちいいなとか、いろんな服を着ることができるって楽しいなということをシェアできたのが何よりも幸せでした。
本当にありがとうございました。