お正月休みが明けてもなおかつ今週末も連休ということで、まだまだハッピーホリデイな気分が続いている方も多いと思いますどんな年越しをされましたでしょうか。
私はシャペルからオフィシャルTシャツがでているジョン・レノンの映画「PEACE BED」を大晦日にやっとこさ見ることができました。ジョン・レノンは、自分が小遣いでレコードを買って聞き始めた70年代後半にはもうおおむね活動を休止していて、ほとんどは追体験で知り得たヒーローでしたが、いつのまにか自分のほうが年をとってしまって時代の経過をすごく感じた分、また違った角度で彼の姿や発言、作品に接することができてあらためてその生き様になけました。
この映画で描かれているアメリカは、二クソン政権下でベトナム戦争がどんどん泥沼化していく時代で、今の日本に住む我々にとってはリアリティがなさ過ぎるくらいかもしれません。
そしてこの映画はそんな状況と対決するかのように生き方を模索した人の社会派的ドキュメンタリーとして描かれているので、純粋に彼の音楽にどっぷり浸りたい場合は映画としては「イマジン」のほうがベターでしょう。
でも逆に今という時代にこの映画が浮かび上がらせているのは彼の音楽の波動の高さだと感じました。この映画で出てくる曲はほとんどがピースをテーマにした曲ばかりです。
インタビューで彼はビートルズ時代のポップスターだった頃の自分と比較して「僕は成長したんだ。」と自信とユーモアを感じさせる態度で語っていますが、2012年までもあと数年にまできた今の我々の意識で彼の曲を聴くとそれは今という時代さえ超えた成長だったのかもしれない。。
そんな感動を味わえる映画です。
家に帰って年越しそばを食べながらNHKでベートーベンの第九をきいて感動。ようやくこの曲のうったえるところの歓びが身にしみてきた気がしました。なんだかジョン・レノンとベートーベンが同じくらいの波長で頭に響いてきました。
そんなこんなで12時を回って近所の神社に初詣に行ったので、お参りする直前までやれ商売繁盛だとか、自分の身のことなど我欲の固まりだったのが、いざ鈴を鳴らしたらやっぱり「世界が平和でありますように」と祈ってしまいました。
元旦には、実家の福井に向かったのですが天候の違いにびっくりしました。
2~3日前からから雪が降り続いていたということで近所では屋根の雪下ろしをする家も出るくらいで、青空はほんのわずかであたりは一面銀世界でした。
そして東京に戻って初売りを迎えた後今度はもうひとつの実家である神奈川県の平塚の海に行きました
天気がよかったせいもあってぽかぽかでまるで南国。思わず裸足になって波打ち際を散歩しちゃいました。
思えば雪も海の水も同じ水。
気候は全然違ったけど自分にとっては水に癒されたお正月になりました。
今年は心を水のように透明にして共感、共鳴できたものを素直な気持ちで発信させていただこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします。 。。
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