ヨーロッパも日本も 共通してるのは「自転車には快適に乗りたい」と言う思いでした。
今週はPEdAL.E.D(ペダルアーデー)改めPEdALED(ペダレッド)として新たなスタートを切ったPEdALEDについての御紹介をさせていただきます。
PEdAL.E.Dは大反響を呼んだ中目黒のフラッグショップを昨年12月にクローズし、現在は西郷山公園の近くに事務所を移して不定期でショップとしても営業しています。(営業日はブログで告知されますのでファンの方はチェックです。)
PEdAL.E.Dは昨年ヨーロッパでの国際展示会ユーロバイクに出展しレザーサドルで有名なBROOKSからの熱いアプローチを受けることとなり、さまざまな転換をはかっていました。
そして今回ついに新体制での商品が上がり一般的な告知が始まったのです。
そのあたりのことをデザイナーであり代表の鈴木秀人さんにインタビューしました。
・鈴木さん、ユーロバイクでの世界デビューおめでとうございます。 まずはブランドとして体制が変わったということですが、具体的にどう変わったのか教えてください。
鈴木:BROOKS ENGLAND Ltdの傘下に入りました。それによってBROOKS ENGLAND と PEdALED は一心同体になり、 両ブランドが一つになって、「自転車があるライフスタイル」の提案とマーケットの 創造を行うことになります。
・なるほど、それで海外展開のへの体制を固めるために日本での拠点の置き方を変え、ブランド名もユニバーサルにPEdALEDへと変更されたわけですね。
ところで展示会に出られてヨーロッパの自転車をめぐるシーンで、日本と違うと思った点と 共通してると思った点は何でしょう。
鈴木:今シーズン、ヨーロッパの展示会は、ファッションチャンネルの「Capsule」カプ セル-パリ、 「Outdoor show」アウトドアショー-ドイツ、の2会場。バイクチャンネルの「Euro Bike」ユーロバイク-ドイツの1会場。 に出展しました。 「普段生活の中での自転車との関わりの深さ」が明らかに日本とは違うと感じていま す。自転車は特別な物ではなく、 身近な「相棒」といった感じです。したがって、自転車と一緒のライフスタイルは十 人十色ですが、ヨーロッパも日本も 共通してるのは「自転車には快適に乗りたい」と言う思いでした。
・そんな中でPEdALEDとして力を注いで伝えようとした事は何だったのですか。
鈴木:「天然素材の素晴らしさ」「環境への配慮」これにつきます。
・それはまさにPEdAL.E.Dスタートの時点で語ってらしたこととまったくブレてませんね。すばらしい。(2007年のインタビュー参照)
展示会ではどんな反応が返ってきたのですか。
鈴木:もちろんレースなどでハイテク機能素材を求める方はいらっしゃいます。しかし、 普段生活で自転車に乗っている方の 天然素材への拘りは、私の想像を超えていました。
2011年ユーロバイクでのBROOKSグループ内のPEdALEDのブース
・BROOKSとPEdALEDはヒストリーや置かれている状況に違いはあると思いますが、 両 ブランドが提携に至る上で通底した価値観はどんな点だったのでしょうか。
鈴木:BROOKS ENGLANDが生まれたのは、イギリスのバーミンガムです。今でもその町の工 場でサドルは大切に作られていて、 Made in Englandを守っています。PEdALEDも日本で生まれ、もちろん日本で製造 し、Made in Japanを守っています。 両社共そこの価値観は全く同じです。
・自国の文化を自国で生み出すことへの誇りですね。日本人が日本国内だけを見ていると見失いそうになる根本的な価値観だと思います。
これからの抱負をお聞かせいただけますか。
鈴木:世界へ向けて一歩前進出来たことは嬉しく思っておりますが、もっと大切なのは日 本のお客様に「自転車があるライフスタイル」 をPEdALEDとして提案し、そして楽しんで頂けるように活動していきます。
・ありがとうございました。
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