CONNECTED STYLE

エコレンジャー展開催

12月のコネクテッドは丹羽順子さんをコラボレーターとしてお迎えして、写真による「エコレンジャー展」そして19日に予定しているサステナブルフリーパーティ「xChange Day」という企画を通して、じっくりと持続可能な楽しい未来についてイメージを膨らませていきたいと思っています。

丹羽さんは「コスモスマイル」とい うライブ音源配信サイトも手がけていて、こちらは現在はゆるめに更新中なのですが、以前、コネクテッドでも満月ストリーミング・パー ティーをやったことがあります。そして自身のサイトKOKO ONLINEではサステナブルライフについての情報を日々発信しています。 
丹羽さんと話していると、パーティライフを経験する＞＞意識が開いて覚醒してくる＞＞ホントの明るい未来が浮かんでくる＞＞ライフスタイルがシフトしてくる、、という流れが自然に共感できて元気が出て来るという素敵な方です。
ということで、今週からは丹羽さんと3週にわたって「エコレンジャー展」のこと、サステナブルフリーパーティ「xChange Day 」のことなどじっくりお話をしてまいります。

                                                                                   

まず今週は第一週目、「エコレンジャー展」 についてです。
エコレンジャーは、スタッフが野外パーティの会場で来場者に声をかけて、地球のことを思ってメッセージをボードに書いてもらって写真を撮る、というものです。
今までその写真はエコレンジャーのウエブサイトにイベントが終わるごとにアップされ続けていたのですが、今回はそれを一挙にプリントアウトして展示してみていただこうという企画です。
2006年の春の渚に始まって以来2年で計9回の活動を重ねていまや写真の数も474枚に上ってますが、どの写真も参加者の笑顔がホントにきらきらとしていて素敵で、ぜひ皆様に御覧頂きたいと思います。
期間は1月31日までの2ヶ月にわたって開催。店内にもボードを用意しているので共感したらどなたでもその場でメッセージを書いていただければお店スタッフがエコレンジャーとなって写真を撮影します。そしてその写真は追って店内に飾られて増えてくるという流れになっています。。

◎コネクテッドで12月からエコレンジャーをやりたいと思ったのは、女性のお客様でエコレンジャーのスタッフをやってこられた方がいて、その経験を本当に楽しそうに語ってくれたのがきっかけだったんですよ。彼女と話していて、何も考えずに「じゃ、エコレンジャー展やりたい!!」って気がついたら口走ってた。でも、まずはじめにそもそもエコレンジャーって何なのか丹羽さんご自身から語っていただけますか。

丹羽： エコレンジャーというのは、色々なイベントに出向いて行って、遊びに 来ている人やアーティストに「あなたが地球に優しく暮らすためにして いることや、地球へのメッセージを書いて下さい」とお願いしてデジカ メで写真に撮る、という企画です。今まで渚音楽祭やフジロック、それ にマザーなどの野外パーティーに出没してきました。今まで撮った写真 は400枚以上になっていて、全てウェブサイトでご覧頂けます。 「このアイデア、良いね！」「この人、こんなこと考えてたんだ」「私の好きなDJも やってるんだったら、私もやろう！」とか色々な発見があるし、何より ポジティブなメッセージと笑顔が素敵で、見るだけで「地球は大丈夫！」とパワーをもらえるんです。
         
                   

                                                                                           

◎エコレンジャーって名前がおもしろいですね。
         
丹羽：エコレンジャーってちょっとベタな名前なんですけど、子供にも親しみ を持ってもらえるし、一発で「エコな企画」って分かるし、何よりも多 くの人にメッセージが伝わるのが大切だな、と思って。あまり深刻に なってもコンシャスな仲間が増えて行かないので、あくまでも楽しみな がら遊びながらエコロジーを考える、という雰囲気を大切にしています。
                   

                                                                                                      

◎エコレンジャーはいろんな方々がサポートしてくれていると聞いていますが。。

丹羽：まずエコレンジャーのユニフォーム（？）のタスキは、バリで服の制作 をしているHIKARIが作ってくれました。デザイナーのChiemiちゃんにアイデアを話したら、「私たちも協力したい！」と言ってくれたん です。太陽、木、鳥、カメの地球や生物の４つのモチーフがパステルカ ラーのタスキに散りばめれている素敵なものを３枚作ってくれました。 ちなみにヒカリは今、天然の素材で染めを始めたり、素材にオーガニッ クコットンを用いようとしたり、完全にエコシフトを始めています！

◎スタッフはボランティアだとか。。

丹羽：エコレンジャーはその都度メンバーを募っているので毎回メンバーは変 わってるんですが、みんな楽しくお客さんとコミュニケートしているし、充実感も感じてい るみたいです。 ほんと、やっていると色々 な出会いや気づきがあって楽しいんですよ！私は言い出しっぺだけで、 エコレンジャーに協力してくれている人、メッセージを寄せてくれた 人、全ての人たちのエネルギーが結集されて、良いムーブメントが作れているんだと思います。

◎お店でエコレンジャーに参加したという事を話してくれた方もすごくやりがいがあるといってましたよ。だから輪が広がるんだ！！ また来週もお話聞かせてくださいね。どうもありがとうございます。

新入荷ブランドChristpher Stivo インタビュー

今週は先週に引き続き、今月から来年に向けて新規展開することになった日本のブランド、Christpher Stivoをご紹介します。
商品ページはこちらになります。
あまり前口上は述べずにいきなりデザイナーの前畑さんとのインタビューいっちゃいます。

                                                                                 

◎Christpher Stivoはデザイナーとしての存在感をあえて前面にださないで複数メンバーで運営してるんですって ？

前畑：そうなんですよ。今のブランドって誰がやってるというのをだしてカリスマを作ってる気がして、純粋に服だけというのが消えてる。自分は服を選ぶ時には、服だけ見ていいとか、身につけてみていいとかをメインにしたい。
ということで（このブランドは）Christpher Stivoという架空のデザイナーをたてて僕もデザイナーの一人ということにしておこうかなと、現状2人でやってますけど。

◎Christpher Stivoはどんなブランドなのか教えていただけますか。

前畑：まずはANTI WARというのがあります。反戦。
服には直接入れたりとかはできないけれど、ちょっとでもその要素をわかってもらえたらうれしい。自分が長崎出身なのでそこは大事にしたいし、ちっちゃい頃から学んできたことだし。いまだとテロということになるけど、日本ではどんどん忘れていってしまうじゃないですか。でも国会とかみてると支援しなきゃいけないのとかでもめてたりして、誰のためにやってるんですかっていうのをちょっとでもわかってもらえたりとか、そういうことに対して興味を持ってもらえたりとかしたらなと思うんです。
そこで服のタグには普通品質表示とか書くところにそんな思いを英語で小さく書いてます。Christpher Stivoの服を買ってくれた人はみんなこれをちょっとだけ背中にしょってると僕は思ってます。

◎いろいろとユニークですね。

前畑：でもコンセプトでいうと硬い感じになるけれど、僕個人としてはそこまで硬く考えてるいるわけじゃないんですよ。ちょっとした日常でも、振り返ればいろいろなことがあるという事だけでも気に留めたら変わるんじゃないかという感じです。

                                                                                                            

◎Christpher Stivoの服作りは最初は古着のリメイクから始めたんですって。

前畑：はい、最初は一から作るとコストがかかるので古着に刺繍を入れたりちょっとリメイクをいれたりするところから始めました。今はシルエットの問題もあって服として最初から作っていますが、何か面白いことをやりたいと思った時にはリメイクや刺繍を入れたりします。

◎全体的にはミリタリーベースでリメイクなども入る感じだと思っていいのですか。

前畑：そうですね。ミリタリーも多いですけど、いろいろある感じだと思います。前シーズンからきれい目が多いかな。ある程度色は抑えつつ、サイズ的にも抑えつつ、素材はちょっといいものを使っています。ただグラフィックと服との関連はないです(笑）。

                                                                                                         

◎グラフィックといえばご自身で絵を書かれるんですよね。すごく繊細で夢がある絵を書かれる。

前畑：もともと手書きだったのですが、デザイン学校で先生がパソコンをメインにしてはだめだぞといわれまして、手で描くのは忘れてない。ペンや筆と同じツールのひとつとしてパソコンがあるくらいに思っておけという意味で、今もその教えを守ってるんだと思いますね。

◎今回の冬物のテーマはSupplication。

前畑：祈りですね。みんな神に祈るということでは一緒なのに、人種が違うとか、宗教が違うとかいうことで紛争がおきる。ひとつで考えたら一緒なのにな。。。

◎面白いですね。服としてのオシャレな感じと裏のメッセージの鋭さとの二面性というかバランスが。。

前畑：それはありますね、自分もそうかもしれないし、多重人格じゃないですけれどいろんな面を含んでいる。なので服としては単純に楽しんで着ていただけたらいいなと思ってます

◎かっこよくて深みがあるというのが一番いいですね。これから登場する服に大いに期待してます。
今日はどうもありがとうございました。

ふろむあーすカフェOHANA OPEN!!

今週はフェアトレード、エコロジー、そしてオーガニックミュージックの新たな発信地として三軒茶屋にオープンするカフェ、from Earth Cafe  “OHANA”をご紹介させてください。

このカフェは三軒茶屋のエコロジーショップである「ふろむ・あーす」が全面プロデュースするカフェであります。

                                                                         

ふろむ・あーすは正式名称は「地球雑貨　ふろむ・あーす」。
フェア・トレード＆エコロジーをテーマに、アジア・アフリカ・中南米等の、人と環境にやさしい、生産者の顔の見える商品を販売するお店として1999年にオープンしたお店です。
10団体以上の国際協力NGO／フェア・トレード組織から、約30ヶ国、100近い生産者団体の自然素材と伝統を活かした、ていねいな手仕事による温もりのある商品を扱っており、オーガニック・コットン製品やアゾを含まない染料を使用したもの、無農薬コーヒーなど、環境に配慮したものがほとんどです。
その他にもネイティブ・アメリカンのアクセサリー類、アボリジニーの楽器ディジリドゥ、アフリカン・ジェンベ、ルドルフ・シュタイナー関連の蜜蝋クレヨン・粘土・木製玩具類、無添加のWELEDA とMiss Aの化粧品、アレッポのせっけんや、ソーラー充電池などのエコグッズ、個人制作のひょうたん製スピーカー、ワールド・ミュージックＣＤ、本等々、狭い店の内外に所狭しと様々な商品がならんでいます。   

お店のポリシィーはONE LOVE & ONE EARTH、そして気持ちいいこと。
お店の方々が大好きなのは、ジョン・レノンの「イマジン」とボブ・マーリィーの「ワン・ラブ」。これらの曲の歌詞の世界、戦争も国境も差別もない地球と、愛、おもいやりのある世界に近付くために、自分なりにできることをやろうというのがポリシィーです。

オーナーの藤田さんは1987年頃より、コンサート・プロモーターをやっており、アジア・アフリカ・中南米のアーティストのコンサート・プロデュースを主に手掛ける中で、より身近に感じる大好きな国々でおこる理不尽な事件に対して何かアクションを起こしたいと思いました。
フェアトレードのお店をやるということによって、そうした国々の人々の役に立つことができる、商品を多くの人に紹介できる、また、それらの国の存在やそこで起きている諸問題を提示したり、自分で関れる問題に関しては関わっていこう思いでふろむ・あーすを始めました。

そんな藤田さんたちの足を地につけたお店作りが8年目にしていよいよ第2ステージを迎えることになったのが、from Earth Cafe  “OHANA”なのです。

                                                                         

このカフェの内装はコネクテッドでムーンカレンダーを提供してくれている「はからめ」の方々が棟梁として腕をふるっており、現在作業日記がブログにて毎日書き綴られていますのでぜひ御覧ください。読んでるだけで暖かい気持ちになります。

カフェの名前の由来についてと、気になるフード＆ドリンクメニューについてホームページから抜粋します。

「“ohana”とは、ハワイ語で「家族、ファミリィ」。 家族をも超え、自分を取り巻く人々まで、さらに言うと、血縁を超えて、地球に生きる全てのものを 家族“ohana”と考え、無償の愛で つながる意識をも“ohana”と呼びます。そのスピリットを忘れず、さらに有機的なつながりをもてるような “アース・ファミリィ”のスペースにできればと思います。

ドリンクメニューは、 “ふろむ・あーす”にある、ほとんどのフェアトレード、オーガニックのコーヒー、紅茶、緑茶、ハーブティー等のほかに、寺田本家のお酒に、パレスチナビール、オーガニックワイン、オーガニック焼酎、オーガニック梅酒等々。

フードメニューは、 あちさん(真澄農園)、吉田農園のおいしい旬の野菜を中心にしたオーガニック・プレートに、豆腐のキーマカレー等のカレー類等、マクロビの免状も持つシェフが腕をふるいます。」

最近はとんでもない食品業界の暴走がニュースをにぎわせているご時世なので、生産者の顔がスタッフを通して見えている食材が使われていて、とても安心して食やお酒の味に酔いしれることができそうで楽しみです。

                                                                                          

そしていよいよ今晩からプレオープンということでライブも企画されています。私もこのニュースをだしたら今晩ライブに立ち寄ってみようと思います。

11/ 8(木) 場開き (18:00～23:00)
　　　　　　Special Live = 岡野広幹(Live start:20:00) 　　　　　　チャージ：1500円(1ドリンク付)

11/ 9(金) オープン祭 (18:00～23:00)
　　　　　　Special Live = じぶこん(Live start:20:00) 　　　　　　チャージ：1500円(1ドリンク付)

11/10(土) 前夜祭 / 新月LIVE (18:00～23:00)
　　　　　　　Special Live = Yoshie. Ebihara(Live start:19:30) 　　　　　　　チャージ：1500円(1ドリンク付)

11/11(日) グランドオープン (11:00～22:00)

11/12(月) より通常営業！
　　　 　　　・平日：11:00～23:00 　　　・金・土：11:00～26:00 　　　・日：10:00～22:00 　　 　　　＜定休日：火曜日＞

住所：東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 TEL： (03) 5433-8787

DUNEインタビュー2

今週は新作を発表したDUNEのDAISUKEさんとMEGUMIさんとの インタビュー後半をお届けします。

         

◎今はバリに住まわれてますよね。どうしてですか。

MEGUMI：最初は2ヶ月バリで2ヶ月日本でという繰り返しだったんですが、向こうに住んでしまうほうが言葉の壁も少なくなるし集中して作れるんですね。バリに通って2ヶ月限定でものを作るということになるとどこかで妥協しないといけなくて納得できなくなってきたんで。

◎なるほどですね、じゃ今では思い通りに作れてる感じですか。

MEGUMI：いや、それがそんなことはないですね。余裕ないですよ。向こうでは時間が経つのが早くてずっと作ってるんですよ。週に一回休めればいいほうなんていうときもあります。

◎でもはじめさせていただいてから今までつくってっこられた方向性も着たもらいたいお客様の狙いもブレてないですよね。

DAISUKE：そうですね、今のほうが作りたいものが作れてますね。最初の頃は売れ線というか、狙って作ってたというがあったと思うんですけど、今は無理をせずに作りたいもの着たいものをつくるという感じで。

MEGUMI：シンプルでやりすぎずにかっこよくて着たいものを作るという感じ。何か音を感じてくれればいいなと思いますね。

◎音は感じると思いますよ。あと、DUNEを買っていかれるお客様をみているとパーティだけじゃなくて普段も着れるという意味でもっと日常的なバランス感が好まれているんじゃないかと思いますよ。

DAISUKE：いろんなシチュエーションで着てもらいたいですね。

                                                                                        

◎先週は長袖Tシャツとバッグがオンラインストアにアップされて、この後もいくつかアイテムが控えていますが、どんな方向性ですか。

DAISUKE：そうですね。今回はトランスから少し離れてエレクトロっぽいというかテクノよりを狙っていたというのはありますね。

◎先週アップした新商品をみているとそんな感じがしますね。

MEGUMI：作り始めるといろいろやりたくなってしまってしまうんですが、できるだけやり過ぎないように抑えてがんばってます(笑)。

DAISUKE：やりすぎないように見かけは普通でも、細かいところは凝って作るというのが最近の私達のテーマでしょうかね。

◎でもそこがDUNEのツボだと思いますけどね。普通は求めてないんだけど、やりすぎは着れないので何か遊びがほしいという感じかな。

                                                                           

◎あ、そうそう、ところでDUNEといえば日食のTシャツがここ数年は話題ですが。

            DAISUKE：はい、2005年から作り始めたんです。たしかコネクテッドで先行発売したんですよね。そして僕がmixi の日食のコミュニティに参加したところから広がっていきました。日本人であるんでやはり日本である日食を盛り上げないと、と思ってあれを作ったんですけど。

◎その後日食好きの人たちからたくさん反応があったんじゃないですか。

DAISUKE：そうですね。ありましたね。あとインドのゴアのマーケットにも去年もっていったんですけど完売しましたね。

◎じゃ奄美予約しなきゃですね。まだまだ盛り上げたりないですもんね。もうヨーロッパの日食のパーティはいかれたんですか。

DAISUKE：いってないですよ。あまり何かを追っかけてどこかにいくという事はしないですね。ちゃんと旅をしたい。

◎なるほど、それはいい言葉。足が地についてますね。

※写真のパンツも11月末に入荷予定のDUNEメンズ新作です。入荷次第アップします。どうぞご期待ください