今週は新作を発表したDUNEのDAISUKEさんとMEGUMIさんにインタビューをしました。
◎DUNEはDAISUKEさんとMEGUMIさんのお二人でやられているということなんですが、役割分担みたいなものはあるんですか。
DAISUKE:僕はグラフィックとウエブのほかに生産管理を担当していて彼女のほうはパターンをひいたりウエアの形を担当しています。
◎お二人がDUNEを立ち上げたきっかけは?
DAISUKE:98年ごろにアフリカのナミビアにいったんですよ。その時に誓いをたてたんですね。そろそろ自分達の服をつくろうと。
◎DUNEという名前はSF映画の「砂の惑星」からきてるんですか。
MEGUMI:いや違うんです。ナミビアに行くと砂丘があるじゃないですか。DUNEというのは砂丘のことなんですけど、名前があるんです。DUNE No.1からいくつまでみたいに。車で移動してる時に何もないですからじゃ、DUNE No.5を右に曲がってとかいう感じで地図が出来上がっているんです。
◎じゃブランド名からしてナミビアでの決心というのが大きかったんですね。
DAISUKE:はい、それまでは日本で働いてお金をためて、その後お金がなくなるまで旅に出てという感じだったのですが、自分達のTシャツを作ろうと変わった。
◎DUNEの服からはパーティとか旅とかを感じるのですが、90年代後半以降に結構パーティに行ってたんですか。
DAISUKE:いや結構前半に行きまくってましたね。キーエナジーとかオデッセイとか。。
muneさんもDJやってましたもんね。僕はラフォーレ原宿でアナーキックをやっていたときに専門学校生でロングスリーブTシャツとか買ってたんですよ。ブッダのTシャツとか。
MEGUMI:あっ、結構持ってたよね。
◎ええっ!!まじですか。
DAISUKE:僕はバンタンだったんでその後も恵比寿ということでTシャツを買ってましたよ。MAC派なんで実はニック・フィリップ大ファンだったんです。スケボー乗ってたり。。
◎うわっ、びっくりしたな、もっと早く言ってくださいよ、そんなぁ。お客様だったなんて。それはそれは大変に失礼しました。(笑)でも今年に入ってアナーキックが話題に出ることが多いんですよ。
◎でも皆さんと知り合ったのは2003年くらいだからその後はパーティには行かなくなっていたとか。
MEGUMI:そうですね、90年代後半になってちょっと落ち着いた感じで、もっと旅という要素が強くなってインドとかいってました。 だからその頃レインボー2000とか日本で盛り上がってたのは知ってたんですけど結局一度も足を運んだことがなかったんです。
◎そうだったんですか。そこですれ違っていたから知り合うのが遅くなったんですね。
でも、それはそうとDAISUKEさんは専門学校からグラフィックを通してでしょうけど、割りにまっすぐ洋服の世界に入ってこられたんですね。
DAISUKE:そうですね。僕はフライヤーをやったりとか、CDジャケットをやったりとかもしたかったんですけど、お客さんあってのことじゃないですか。だから自分でつくって全部オーガナイズできるということでTシャツとか洋服だったんですよ。それで今こうなっている。
◎なるほどですね。今日はDUNEはがパーティや旅を通して生まれたブランドだという事があらためて確認できてよかったです。。
来週はよりいっそうものづくりについてお話をうかがいたいと思います。またよろしくお願いします。どうもありがとうございました。
最近のコメント