2010年1月12日午後4時53分(現地)、ハイチでM7.0の地震が発生、死傷者は5万人から20万人と言われ、政府が非常事態を宣言ました。そして昨日20日にはまたM6.1の余震が起きてさらに被害は拡大しているという大惨事が起きてしまいました。
その間に日本では1月17日に神戸大震災から15年ということで記念式典が行われ、日本中が哀悼につつまれました。Twitterでは#19950117という記号をつけてコメントすれば参加者がコメントを共有出来るという試みがあり、今でもまだポストが続いています。その中で多くの人が日本は地震で受けた悲しみを知っているのだから、今度はハイチに向けて動いていこう、という建設的な意見が多数交わされています
ということで、今日はハイチ地震についての情報を整理してみました。
まずは活発になっている募金活動ですが、以下の2つのサイトを参照いただけるとだいたいの情報が網羅されています。
なかでも、今回の新しい動きはiTunesやYahooが超簡単に募金出来る仕組みを発表した事でしょう。
iTunesはまるで1曲買うような感じで500円から募金が出来るし、Yahooはウオレットやポイントが使えるという点でどちらも手軽さが新鮮な話題をよんですごい勢いで広がっている様です。
自分が寄付をするにあたっては寄付先にこだわりたい部分もあったので、Think The Earthの横山さんに相談したところ次のような返信を頂きました。
「支援先の選び方としてThink the Earthプロジェクトとしては
例えば赤十字のような大手のNGOではなく、
中堅のNGOを支援していきたいと考えています。
企業からの寄付は、安心感やリスク回避の観点から
どうしても大手のNGOにまわりがちです。
中堅どころで今回ハイチに向かっており、
支援内容も安定していると感じるのは、
たとえばピースウィンズ・ジャパン、AMDAです。」
また、今回の地震で死者が膨大な数に上っているのは、地震の規模というよりハイチが抱えている貧困が原因だったという背景がある様です。これについて「カナダde日本語」さんがウイットあふれる記事を書いています。
そしてこの根本問題に対してはU2のボノ主宰のNGOがハイチが抱えている債務の全帳消しと「援助」は無償(返済義務のないものとするよう)求める署名キャンペーンを始めたという事です。
プラブサノールさんという方がこのあたりの情報詳しくアップしています。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りします。
最近のコメント