今週は新規取扱ブランド、Museum Neuをご紹介します。
Museum Neuは、私なりに言えばアンダーグラウンドミュージックシーンから輩出されるエッジの効いたアートをウエアで表現するブランド。
きわめて エッジーなシーンにスポットをあて、そこからハイクオリティなアートを抽出してグレード感のあるウエアやグッズなどをプロデュースしています。
私もTシャツから入ってファンになったのですが、びっくりしたのはつい先月4月に代官山UNITで行われたULRICH
SCHNAUSSのライブを丸ごと収録してサイトで聞けるようにしていることです。
個人的な話なんですが、実はそのパーティに行きたかったんですよ。。ばっちりクールなラインアップで組んであって、、。
そんなわけでウエア主体でありながらも、音楽そのものもアウトプットしてしまうブランドの姿をお伝えしたくて担当の福井さんと手島さんにメールインタビューを試みました。
◎Museum Neuはどんな思いで立ち上げられたブランドなのでしょうか。
福井: 音楽とカルチャーの架け橋でありたいと言う思いで立ち上げました。
neuとはneutral、neutron、neuter、 neutrinoなどに使われるように、 中立であり、中性であり、ニュートラルなプロジェクトでありたいとの思いからです。
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museum neu manifesto
様々な時代の音楽と共に歩み、その時代を作り上げて来た芸術家、アーティストを 現在の視点から捉え、プロダクトとして、また純粋なるアートとして提案する為のプロジェクト。
音楽を含む芸術は、その時代に合わせて川のように悠々と流れ、変化してきました。
現在新しいといわれる芸術も、そのような過去があって今に至るのです。
世界は刻々と変化し続けています。しかし、芸術家達の創造に対する深い情熱は過去も現在も 変わる事はありません。
我々は、そのような芸術の流れを、音楽を軸として紹介しながら、次の時代のカルチャー への架け橋としての存在としてありたいと願っています。
あらゆる時代のあらゆる芸術は 常に進化し続けるものと信じています。
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◎今回のテーマについて教えていただけますか。
手島:09S/Sのmuseum neuでは、イギリスの北部に位置する街マンチェスターで、パンクカルチャーに感応するようにして80年代後半~90年代にかけて巻き起こった、[MADCHESTER]という音楽ムーヴメントをフィーチャー。
グラフィックアーティストであるピーターサヴィルが手がけた、JOY DEVITIONの[unknown pleasures]を軸に、MADCHESTERの代弁者であるフォトグラファー、ケヴィン・カミンズのフォトグラフを多様しています。
また、MADCHESTERを語る上で外すことのできない、伝説のHACIENDA(ハシエンダ)のグラフィックも新たな解釈として表現しております。
◎毎回テーマを決められて音楽シーンのエッジを紹介されているようですが、 今までどんなテーマでやられてきたのか教えていただけますか。
福井:SEX PISTOLSやBOB MARLEYのオフィシャルフォトグラファーとして著名なDENNIS MORRIS氏とのプロジェクト、「TIMELESS by DENNIS MORRIS」から始まり今回に至っています。
◎サイトでは代官山UNITで行われたUlrich Schnaussの ライブをストリーミング配信されていますが、 今後は洋服のブランドであるだけでなく音楽シーンにおいてもアクションを起こしていかれるのですか。
福井:museum neuはそもそもブランドではなく、プロジェクトでありたいと考えています。
今回Ulrich Schnaussのパーティーを代官山でオーガナイズしま したが、 それまでにもDANIEL BELL、MACHINEDRUM、QUANTIC などを招聘していて、 今後も引き続きコンスタントに開催していく予定です。
◎なるほど、めちゃめちゃユニークなスタンスですね。
今後の活動に大いに注目して、イベントの紹介などもさせていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。
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