今週は新ブランド、nari/furiをご紹介させていただきます。
nari/furiのコンセプトは単純明快 fashion + bicycle = nari/furi
どのアイテムも機能性を備えながらデザイン性も高いというものづくりをしているブランドです。
ありそうでなかったんだよな、こんなの、、、と見るものを唸らせるものづくりの秘密を小林さんと市村さんのお二人にうかがいました。
◎ブランドがスタートしたのはいつ頃なんですか。
小林:第一回の商品を出荷したのは先月です。
◎えっ!? じゃ、後から振り返ればまさにスタートを切ったところという歴史的タイミングに立ち会っているということになりますね(笑)。
最初の商品は何だったんですか。
小林:メッセンジャーバッグとバックパックになります。メッセンジャーバッグはもう完売してしまったので、次は3月下旬にあがってきます。
◎nari/furiってブランド名が面白いですよね。どんな意味あいなのですか。
小林:nari/furiのnariが身なりということで洋服を表していて、furiはふるまいということで僕らとしては自転車という意味づけをしてブランドの核としようかなと。
あと名前に横文字を使いたくなかったんです。いつの日か僕達の服が海外で売られることになった時には向こうに行って話をして会社名を聞かれる事になるので、その時には日本語にこだわりたいなと思った。
◎自転車がピンと来たのはいつ頃だったんですか。
小林:2年くらい前か、当時働いていた会社の社長にマウンテンバイクを無理やり渡されて通勤せいということになって、乗り始めたら楽しくなったんです。で、割と早く漕げたんですよ。
でも、ちょうどその頃に道でピストに抜かれて、、、ちょっといらっときたので早速ピストを買いにいったんです。そしたらはまってしまって。。。
市村:僕はママチャリよりちょっと高めの自転車を買っていたんですけど、乗った瞬間に「あっ、自転車ってこんなに早い乗り物だったんだ」と価値観が変わったんです。で、自転車が面白くなり始めた頃に小林と出会っていろいろ教えてもらって一緒に乗り出しました。
◎お二人ともピストとマウンテンバイクを所有して乗り分けてるんですか。
小林:そうです。その日の感じにあわせて。。。
◎じゃ、まるで服を着替えるような感じで自転車を乗り分けてるんですね。
小林:まさにそんな感じです。
◎パーツとかも変えてるんでしょ。
小林:変えてますね。ほとんど原型ないですね。
でも僕らとしては、あるパーツがすごいんだといわれても見た目で判断してるんでかっこいいか悪いかしかないんですよ(笑)。
こんなこといったら本格的な自転車乗りの人には快く思われないかもしれないですけど(笑)。
◎いえいえ、僕も実は賛成なんですよ、、、なんて本音打ち明け会みたいなモードに入ってますけど(笑)。
じゃ各パーツもルックスで選んで、自転車一台としてトータルにかっこよくカスタマイズというかコーディネートしてる感じなんですね。
でもその感覚ってきっと服作りにも共通して発揮されてますよね。
僕がnari/furiの商品をみて新鮮に感じた感覚にも一致しますもの。。。
ということでどんなブランドなのかスタイルフォトをご提供いただきました。
今週アップのもの以外は3月下旬からの入荷になります。もし気になるものがありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
クリックすると拡大画像が御覧いただけます。
◎ところでnari/furiの中でのお二人の役割分担はどうなってるんですか。軽く自己紹介的に教えてください。
小林:僕は、以前はアパレルの会社で生産管理と営業をやっていました。nari/furiではやりたいことをいろいろ言っていて、その中でできそうなことを選ぶのが市村です(笑)。
市村:僕もずっとアパレルだったんですけど、アウトドアでギアのほうの企画とか、お店とかバイイングとかが長かったんです。なので小林がつくりたいというアイディアに対してお客様に適応できるのかどうかとか機能面を検証しながら現実化しています。
◎ nari/furiとしてはこんなものをつくっていきたいというのがあれば教えていただけますか。
小林:アイテムとしてはジャケットとパンツとバッグを柱にしたいと思ってます。
カタチ的には今後も勉強しながらデザインというよりはつくり的なところをもっともっとこだわりたいなと思います。
ファッションと本格的なギア的なものって相反する部分もあると思うんですけど、自転車をベースにしてデザインが入ったアウトドアのギア的なつくりのもの、、、みたいな(笑)。
僕もそれがどうなのかまだわからないんです。
◎なるほど、確かにありそうで今までにないレンジですね。
小林:アウトドアのものって全般にデザインは狙ってもいないと思いますけど、クオリティはものすごく高いというもののわけじゃないですか。 あのつくりでもうちょっとおしゃれなものとか、笑っちゃうようなものとかできないか、、、みたいな。
◎そこって自転車関連ではではまだ見てない領域だと思うので、 大いに期待したいですね。僕も見てみたいです。
ところでnari/furiで展開しているアイテムとして新日本軍手もありますが、どこから見つけてこられたんですか。 小林:作業着屋さんですね。作業着屋が好きなんですよ。で面白いなと思って電話したんです。 グラフィックデザイナーさんが社長で。まじめにやられてるんで、グッドデザイン賞を取ってるし、海外での評価もすごい高いんです。で、洋服屋さんや自転車屋さんに卸したいということで、代理店をやらせていただいて今回ブランドしてのオリジナルの軍手も作りました。 市村: 僕達もあれを面白いなと思った一人なんで同じような人が広がればいいなとということで手伝っています。 |
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