みなさま こんにちわ。
今週からコネクテッドの店内においてディスプレイを一新してアーティストのKeyさんをお迎えして「時空のサーファー展」を開催しています。
「時空のサーファー」というのは1988年にホセ・アグエイアスによって書かれた本で、1990年代には日本でも出版されたのですが、もう廃刊になって久しい幻の本のタイトル。13の月の暦の世界観を世の中の多くの人に伝えるために、小説自仕立てでわくわくするような内容で書かれた本です。
13の月の暦ではちょうど今日あたりから13ヶ月目、魔術飛行の月に入ります。1年間の総決算のような出来事が起きてきて、それと同時に次の年に向けての新しい展開の糸口や課題がみえたりする月になります。
そんな月の頭にはじめる個展なので、今年一年の成果を手にして、7月26日からの新しい年に向かってサーフィンするように波に乗っていこう!という思いで開催というわけなのです。
Keyさんはクレヨンや水彩、線画などいろいろな手法を使ってあくまでアナログに、色鮮やかに夢でみたようなビジュアルを描く人で、ガビーラムーンいう独特のキャラクターも制作しています。
ということで、Keyさんにお話をうかがってみました。
◎絵を描き始めたきっかけは?
Key:もともとアパレルメーカーで洋服のデザイナーをやっていたので、その時からかいていました。でも完全にバシッと描き始めたのは会社をやめて旅を始めた時くらいからですね。
◎ちなみにどんなブランドをやっていたんですか。
Key:73LOVERSというサーフ系のブランドで展示会やらファッションショーやら活動的にやってたんです。そこでサーフ系の人達と関係して自分も波乗りをやってました。73LOVERSはブランドの立ち上げから関わって原宿に2店舗目を出すところまでいったのですが、全部やめてインドに旅立つことにしました。
◎サーフィンができる環境というとお生まれは?
Key:東京です(笑)。サーフィンは主に千葉の九十九里とかいってました。15歳くらいの時からかな。車もなかったので電車でいって。だいぶ根性を鍛えられましたね。波乗りには。。
◎インドではどうだったんですか。
Key:衝撃的でした。今までの価値観が全てひっくり返されました。自分の中に津波が起こりましたね(笑)。そこから旅に没頭して、いろんなところで絵をプレゼントしたり、壁画を残したりと足跡つけながら回ってきて。
◎旅を通して自分のやりたいことは絵を描くことかと目覚めたような感じなのですか。
Key:そうですね。自己表現というのは自分にとってこれだなって確信しました。
◎Keyさんは侍トライブというパーティに関わってきっという事なんですが、、、
Key:はい、侍トライブはタイの北部で知り合った日本人のDJの人と一緒に始めたもので、最初は2人だったのですが仲間がどんどん増えていって、みんなでオーガナイズするという形で発展していきました。私はその中でデコレーションやったり、フライヤーデザインやったり、ライブペインティングをやったりしています。
最初はタイでやったのですが、その後インドでやって、その後オーストラリアでやったりして、沖縄にむかいました。
◎フリーパーティだったの。
Key:そうです、海外は全部フリーパーティです。2005年に始まって今は3年目で日本でやってます、思いっきり土臭い感じで。。
◎Keyさんの作品には13に月の暦でいうKINがタイトルにも使われていたりますが、やはり13の月の暦は使ってらっしゃるんですか。
ey:はい、インドで日本人の人に教えてもらって興味を持って、日本に帰ってすごく調べたりして、そこから自分の道徳みたいな感じになりました。
13の月の暦の流れは大切にしてますね。ナチュラルフローという感じで。ナチュラルフローじゃないとなかなか入ってきたものを受け入れないなとか、自然の流れに乗ったものでないとうまくいかないなとか思い出して。。
◎Keyさんの作るものの中でガビーラムーンというキャラクターがとてもおもしろいと思うんですが、
Key:私はDRAW IN THE SKYということが自身のテーマなんです。いろんなものを自由に空に描きたいなと思って。。。そこからガビーラムーンのイメージが入ってきました。
最初は絵にしてみたんですけど、布から人形という形にして友達にあげたりしてたんです。なので今回ガビーラに注目して下さって、本当にうれしいです。
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