中野裕之監督の映画「FLYING
BODIES」 を見てきました。
映画は青森大学の男子新体操部の一般に向けての公演が行われることになり、その制作過程と本番でのすばらしいパフォーマンスを綴ったドキュメンタリー。三宅一生がコスチュームデザイン、舞台スパイダーマンやソチオリンピックの開会式の振付師Daniel Ezralowがステージ演出を手がけたもの。
行った日は最終日最終回ということで監督からお礼の舞台挨拶がありました。
この映画、最初中野監督のFACEBOOKで知ったときには、「テアトル新宿さんのおかげで映画にすることが出来ました。」 ということで朝10時から一日一回のみの上映でした。それがあれよあれよというまに、映画館側から「お客様の声によりレイトショーを含めて一日2回に」拡大され、大阪でも公開 されていったので、これは作品に広がるだけのパワーがあるからにちがいないと期待して行ったのです。
監督は舞台で不思議なお願いをしました。
映画の後半の本番の部分で選手がいい演技をきめたら拍手をして楽しんでほしいというのです。
自分の映画を拍手をしてみてほしいなんてどういうことだろう? とも思ったのですが、見終わって2つの事で納得しました。
1つには、実際の公演を収録したものなので、本番での拍手音が自然にミックスされており、拍手をしながらみていると会場と観客席の境がなくなったような臨場感を味わって 楽しめるのです。これは新しい映画の鑑賞法だと感心しました。
2つ目は、この企画そのものが青森大学の新体操部のがんばりに感動して応援したいという人の輪が広がって映画にまで発展したトゥルーストーリーなのだということ。
監督が拍手をしてほしいといったのは、映画というより選手達そのものだったのでした。
あるテレビ制作者が新体操部の事を知って番組で取り上げる、それをたまたま見た三宅一生さんが感動して公演にしたいと名乗りをあげる、それを形にするために映画監督や振付師が呼ばれる、映画館も最初は半信半疑だったのがふたを開けたら観客の熱意に手応えを感じて拡大公開に踏み切る。。 全ては彼らの事を伝えるために向けられている。 おそらくこんな熱い流れになっているのだと思います。
映画「FLYING BODIES」今後はますます輪が広がっていきそうで、1月3日にBSフジで放映、その後は1月20日から渋谷アップリンクで公開になり、地元青森での公開も決まったそうです。
この映画の事を誰かに話すことで自分も青森大学の男子新体操部を応援する側に立てる、そんな喜びをもたらしてくれる熱のこもった作品でした。
映画は青森大学の男子新体操部の一般に向けての公演が行われることになり、その制作過程と本番でのすばらしいパフォーマンスを綴ったドキュメンタリー。三宅一生がコスチュームデザイン、舞台スパイダーマンやソチオリンピックの開会式の振付師Daniel Ezralowがステージ演出を手がけたもの。
行った日は最終日最終回ということで監督からお礼の舞台挨拶がありました。
この映画、最初中野監督のFACEBOOKで知ったときには、「テアトル新宿さんのおかげで映画にすることが出来ました。」 ということで朝10時から一日一回のみの上映でした。それがあれよあれよというまに、映画館側から「お客様の声によりレイトショーを含めて一日2回に」拡大され、大阪でも公開 されていったので、これは作品に広がるだけのパワーがあるからにちがいないと期待して行ったのです。
監督は舞台で不思議なお願いをしました。
映画の後半の本番の部分で選手がいい演技をきめたら拍手をして楽しんでほしいというのです。
自分の映画を拍手をしてみてほしいなんてどういうことだろう? とも思ったのですが、見終わって2つの事で納得しました。
1つには、実際の公演を収録したものなので、本番での拍手音が自然にミックスされており、拍手をしながらみていると会場と観客席の境がなくなったような臨場感を味わって 楽しめるのです。これは新しい映画の鑑賞法だと感心しました。
2つ目は、この企画そのものが青森大学の新体操部のがんばりに感動して応援したいという人の輪が広がって映画にまで発展したトゥルーストーリーなのだということ。
監督が拍手をしてほしいといったのは、映画というより選手達そのものだったのでした。
あるテレビ制作者が新体操部の事を知って番組で取り上げる、それをたまたま見た三宅一生さんが感動して公演にしたいと名乗りをあげる、それを形にするために映画監督や振付師が呼ばれる、映画館も最初は半信半疑だったのがふたを開けたら観客の熱意に手応えを感じて拡大公開に踏み切る。。 全ては彼らの事を伝えるために向けられている。 おそらくこんな熱い流れになっているのだと思います。
映画「FLYING BODIES」今後はますます輪が広がっていきそうで、1月3日にBSフジで放映、その後は1月20日から渋谷アップリンクで公開になり、地元青森での公開も決まったそうです。
この映画の事を誰かに話すことで自分も青森大学の男子新体操部を応援する側に立てる、そんな喜びをもたらしてくれる熱のこもった作品でした。
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