新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて今週は新年最初の企画として1月9日よりJONATHANSTAEDTLER(ジョナサン・ステッドラー)展を店内にて開催します。
JONATHAN STAEDTLERは2人組のアートユニット。
共同作業によるイラストレーションは2人とは思えない融合感のある独自の作風で、ファンタジックな世界を描き出しています。
詳しくは以下インタビューを通してご紹介申し上げたいと思います。
◎皆さんの自己紹介からお願いします。
akira:JONATHAN STAEDTLERは2人でやっていて、僕がakira、彼女がyayoiです。
2人は勤めていた会社が同じで、お互いが似たタッチの絵を描いていることに気が付いたことがきっかけで、絵を交換して描いたりしていくうちに、二人の作業への依頼が来たりして徐々に仕事になりつつある、という感じです。
◎始めてどのくらいになるのですか。
yayoi:3年くらい前に挿絵の依頼があって、その時の打ち合わせをファミレスのジョナサンでやって、使っていた画材がSTAEDTLERというブランドだったので、ユニット名がJONATHAN STAEDTLERに決まりました(笑)
◎2人のタッチは作品を見ていても差異がわからなくて、すごく融合感がありますね。
akira:よくいわれます。二人のタッチは似ているので、途中でどこからでも絵を変化させられることが面白さでもあると思ってます。わりと今までにない書き方で絵をかけているのかなと。
◎似せて書いているのではなくて、自然にそんな感じというのはなかなかないですね。
yayoi:ただ、どちらかというと私のほうが男っぽい絵を描いていて、彼のほうが繊細な絵を描いているんですよ。それは意外だと言われます(笑)
◎影響を受けたアーティストとかは。。
yayoi: ファーガデリック とか、落書きの延長上みたいな感じで描いてる感じ。
akira:僕は子供の頃の話をすれば、エッシャーとかダリとか水木しげるとか(笑)ああいう、幻視感のある世界が大好きです。
パーティとかにいっても景色の中に一瞬見える何かとか、街中を歩いていても、あ、気のせいかと思えたりする気の部分を描きたいなと思います。眠る前の夢の狭間のような感じとか。
◎なるほど akiraさんはアンビエントな感じなのですね。
ところで個展などは開かれているのですか。
akira:meltingpotという名前でグループ展を不定期で開催しています。もう5回になるのかな。メンバーは変わっているのですが、話し合いで毎回テーマを決めて描いていて、これに携わった人で20人近くいます。
◎あ、いいですね。音楽の世界では仲間を集めてイベントをやるとパーティといったりしますが、アートの世界でそんな風にやっているのは新鮮な気がします。
これが前回のmelting potのフライヤーです。
◎今回コネクテッドで展示をしていただけるということなんですが、どんな内容になるか教えていただけますか。
akira yayoi:今回は夢とか希望とか、生命のあふれるイメージで描いていて、普段からよく描いている木をモチーフに何か新しい感じで描けたらと目下製作中です。
◎なるほど楽しみですね。下の絵が今回のフライヤーになります。
◎何かこのメールニュースを読んでいる皆さんへのメッセージがあればお願いします。
akira:普段誰かに頼まれて、その人に絵をプレゼントするような気持ちで描くことが多いので、今回も見てくださる皆さんにとって何かしらのプレゼントになるような作品ができたらなと思っています。
yayoi:新年にあたって展示をさせていただける機会をいただけて、わくわくした気持ちで描いているので、先を見据えたわくわく感を感じていただけたらと思います。
◎どうもありがとうございました。
ということで1月9日から2月28日まで2ヶ月にわたって開催するJONATHAN STAEDTLER展、皆様機会がありましたら是非お越しくださいませ。
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